高須クリニックの院長として広く知られる高須克弥氏は、全身がんを抱えながらも活動を続け、現在79歳という年齢を感じさせないエネルギッシュな姿が話題になっています。
彼は「全身がん」を公表しつつも、がんと共に生き、治療を続けながらも生涯現役を目指している人物です。
この記事では、高須克弥院長の現在の病状や治療法、そしてがんとどのように向き合っているかについて探っていきます。
高須克弥のがん発覚と現在までの闘病歴
高須克弥氏が初めてがんを発見したのは、2015年に受けた人間ドックがきっかけでした。
膀胱、尿管、腎臓にがんが見つかり、そこからがんとの長い闘いが始まります。
2018年には自らのTwitterで「全身がん」を公表し、次々とがんが見つかりながらも治療を続けてきました。
2020年までに彼は7回のがん手術を経験しており、それ以降も定期的に手術を行っている状況です。
しかし、がんとの闘病生活にもかかわらず、高須院長は仕事を続け、メディア出演や社会活動も積極的に行っています。
彼の「生涯現役」を掲げる姿勢は、多くの人々に勇気を与えています。
高須克弥の現在の病状は?
2024年10月時点で高須克弥氏は79歳。がんとの闘いは続いており、彼の体からは次々と新しいがんが見つかっています。
2024年4月には新たながん手術を受け、その1か月後の5月24日には「次々と見つかる新しい癌なう」と自身のTwitterで告白し、新たな「尿路上皮内がん」(悪性度が高いがん)が見つかったことを明らかにしました。
このように、がんとの闘病生活が続いているものの、高須院長は冷静に自身の病状を見つめ、前向きに治療に取り組んでいます。
がんは次々に見つかるものの、それを特に悲観せず、受け入れながら日々を過ごす彼の姿勢は、同じ病に悩む人々にとっても大きな励みとなっています。
驚きの最新治療法
高須克弥氏はがん治療において、一般的な手術や化学療法だけでなく、独自の治療法にも挑戦しています。
その一つが「高体温療法」と呼ばれるものです。
Xで「体温が41.6℃まで上がった」と報告し、体温を意図的に上昇させる治療法に挑んでいることが伺えます。
この方法は、免疫システムを強化し、がん細胞を攻撃するというもので、治療の一環として注目されています。
また、高須院長はがん治療中でも、趣味や日常生活を楽しんでいます。
麻雀やゴルフといった活動を積極的に行い、がんと共に生活するという姿勢を貫いています。
これも、彼が「がんを克服するのではなく、受け入れる」考え方に基づいた生き方を実践している一例です。
転倒事故報告
さらに、2024年10月には、高須克弥氏が自身のX(旧ツイッター)で転倒事故を報告し話題になりました。
高熱による「高熱脳症」でふらつき、転倒したことでほおから鼻にかけて流血している姿を公開しました。
彼はその際、傷が浅いことを伝え、「戦闘力増強なう」と冗談交じりにコメントしています。
転倒事故にもかかわらず、高須院長は笑顔でピースサインをし、絆創膏を剥がして「どうってことない。きれいに治る」と余裕のコメントを残すなど、その強い精神力とユーモアは健在です。
この姿は彼がどれだけ前向きに病気と向き合い、日常を楽しんでいるかを物語っています。
2024年10月22日の検査結果
高須氏は「検査詳細情報」と記された紙の画像をアップました。
「CRPが21.47! どこかの癌が増殖して炎症物質を放出しているに違いない。負けてたまるか生涯現役なう」
ほんと負けずに勝って欲しいものです。
高須克弥のがんとの向き合い方
がんとの向き合い方
高須克弥氏ががんと向き合う姿勢は、多くの人々にインスピレーションを与えています。
彼はがんを「闘うべき病気」ではなく「受け入れるべきもの」と考えており、自らが僧侶でもあることから、その哲学に基づいて生活をしています。
がんだからといって活動を止めることはせず、むしろがんと共存しながら、仕事や趣味を続けるという姿勢を見せています。
高須院長は、「人間は皆いつかは死ぬ」と冷静に語り、死を恐れずに生きることが大切だと強調しています。
このような考え方が、彼の前向きな姿勢や、病気に対する冷静な対応に表れているのです。
プロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
氏名 | 高須克弥(たかす かつや) |
生年月日 | 1945年1月22日 |
年齢 | 79歳(2024年8月時点) |
出身地 | 愛知県 |
職業 | 美容外科医、高須クリニック院長 |
学歴 | 昭和大学医学部卒業 |
主な経歴 | 高須クリニック開設、僧侶 |
病歴 | 2015年に膀胱、尿管、腎臓がんを発見。以降、全身がんと闘病中 |
趣味 | ゴルフ、麻雀 |
公表された病状 | 全身がん、尿路上皮内がん |
信条 | がんは「克服するのではなく受け入れるべきもの」 |
まとめ
高須克弥氏は、全身がんという厳しい状況にありながらも、がんを受け入れ、前向きに生きる姿を見せ続けています。
次々に発見されるがんに対しても、冷静に対応し、適切な治療を受けながら日常生活を楽しむ彼の生き方は、多くのがん患者やその家族にとって大きな励みとなるでしょう。
彼の姿勢は、「がん=絶望」ではなく、「がんと共存し、楽しみながら生きることが可能だ」というメッセージを私たちに届けています。
今後も高須院長がどのようにがんと向き合い、どのような活動を続けていくのか、注目される存在であり続けることでしょう。
がんに苦しむ人々にとって、高須克弥氏の生き方は新たな希望と勇気を与えるものであり、これからもその姿勢を学んでいく価値があるといえます。
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