三ツ林裕巳氏は、自民党所属の衆議院議員として知られていますが、元医師という異色の経歴を持っています。
優れた学歴と医師としての実績に裏打ちされたキャリアを持ち、その後、政治の世界へ転身し、衆議院議員として4期にわたり活躍しています。
この記事では、三ツ林裕巳氏の学歴や医師としての経歴、そして政治家としての活躍までを簡潔にまとめました。
エリート街道を歩んできた彼の軌跡に迫ります。
三ツ林裕巳の学歴
自民党の石破総裁体制で裏金議員の自民党非公認問題が注目されています。
三ツ林氏もその一人です。
そんな三ツ林氏はどんな人物なのでしょうか?
まずは学歴から見ていきましょう。
三ツ林裕巳氏の学歴は、非常に優秀であることが特徴です。
- 幸手市立幸手中学校
- 埼玉県立春日部高等学校(偏差値71)
- 日本大学医学部(偏差値70)
埼玉県立春日部高等学校を経て、日本大学医学部に進学。
1982年に同大学を卒業し、医師としての第一歩を踏み出しました。
医学部卒業後も研鑽を重ね、後に日本大学医学部内科臨床教授にまで昇進しています。
三ツ林裕巳の経歴
三ツ林氏は輝かしい経歴を持っています。
医療の現場で長年にわたり従事し、医師として循環器を専門とし、特に腎臓透析医療にも精通しています。
医師時代の経歴
三ツ林裕巳氏は医師としてもエリートコースを歩んでおり、数々の医療機関で重要なポジションを歴任してきました。
- 1982年6月:日本大学医学部附属板橋病院の第2内科(腎臓、循環器内科)に勤務
- 1983年4月~1984年3月:春日部市立病院(現・春日部市立医療センター)内科勤務
- 1988年4月~1989年5月:志木市立救急市民病院内科勤務
- 1995年:日本歯科大学内科学講座助教授に就任
- 2009年:日本歯科大学附属病院副院長に就任
その後も、日本大学医学部の臨床教授や日本歯科大学生命歯学部の教授など、数々の要職を歴任しました。
特に循環器内科を専門とし、医師として豊富な経験を積んだ後、政治の世界へ転身しています。
政治家としての経歴
三ツ林裕巳氏は、医師としてのキャリアの後、2012年の第46回衆議院議員総選挙で初当選を果たし、政界入りしました。
医療分野で培った知識と経験を武器に、健康・医療政策を中心に幅広い分野で活躍しています。
- 2012年12月:第46回衆議院議員総選挙で初当選
- 4期連続当選:以後、4期連続で当選
- 厚生労働大臣政務官:2015年~
- 内閣府副大臣:拉致問題、少子化対策、地方創生、科学技術イノベーションなど多岐にわたる政策を担当
- 衆議院厚生労働委員長:健康・医療分野での政策推進に尽力
さらに、自由民主党の国会対策副委員長や副幹事長など、党内での要職も務め、幅広い分野での政策推進に取り組んでいます。
終末期医療に関するプロジェクトチームの事務局長
三ツ林弘美氏は、終末期医療に関するプロジェクトに積極的に取り組んでいます。
このプロジェクトは、特に「終末期医療における本人の意思の尊重」を重視した議員連盟の活動に関わっています。
終末期医療においては、患者自身の意向を尊重することが最も重要であり、患者、家族、そして医療チームが十分に話し合い、最善の決断をするための体制が求められています。
三ツ林氏は、患者本人の意思を確認するための「事前指示書(リビングウィル)」の普及や、医療チームが患者の希望に沿った治療方針を決定できるようにするための法的枠組みを整えることに尽力しています。
さらに、医師の面積(責任を問われないこと)を確保するための法的整備の重要性にも触れており、治療中止や医師が患者の意思を尊重して行動できる環境を構築することを目指しています。
プロジェクトの中核となるのは、終末期医療に対する国民の理解を深めるための啓発活動です。
今後、法制化の議論も進め、社会全体で終末期医療をどのように扱うべきかを、より広い視点から検討することが課題となっています。
三ツ林裕巳のプロフィール
三ツ林裕巳氏のプロフィールをまとめると以下の通りです。
- 名前:三ツ林 裕巳(みつばやし ひろみ)
- 生年月日:1955年9月7日(2024年時点で68歳)
- 出生地:埼玉県幸手市
- 学歴:埼玉県立春日部高等学校、日本大学医学部卒業(1982年)
- 職歴:
- 日本大学医学部附属板橋病院第2内科勤務
- 日本歯科大学内科学講座助教授
- 日本歯科大学附属病院副院長
- 日本大学医学部臨床教授
- 衆議院議員(4期)
- 内閣府副大臣
- 自由民主党国会対策副委員長、厚生労働委員長
まとめ
三ツ林裕巳氏は、医師としてのエリートキャリアを持ちながら、政治家としても確かな実績を積んできました。
医療分野での専門知識を活かし、厚生労働分野を中心に政策立案に携わり、国民の健康や福祉の向上に尽力しています。
今後も、医療や福祉、少子化対策、地方創生といった重要分野での活躍できるのでしょうか。
次の選挙の行方に注目です。
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