声優・俳優として人気の木村昴さんは、国民的アニメ『ドラえもん』でジャイアン(剛田武)の声を担当していることで知られています。
では、彼がジャイアンの声優に抜擢されたのは一体何歳のときだったのでしょうか?
中学生でキャリアをスタートさせた木村昴さんが、どのようにして国民的キャラクターの声を担当するに至ったのか、その背景やこれまでのキャリアについて簡潔に紹介します。
木村昴は何歳からジャイアン役に?
ジャイアン役は中2の時
木村昴さんがジャイアン役に選ばれたのは、2005年のこと。
当時の彼はまだ14歳の中学生で、テレビアニメの声優としてはかなり若い年齢でのスタートでした。
木村昴は、14歳からジャイアン役です。
ジャイアン役のオーディションにはプロの声優も多く参加していたため、木村さんにとっても非常に挑戦的な経験となりました。
しかし、見事に審査を勝ち抜き、ジャイアンの2代目声優として大役を引き継ぐことが決定したのです。
きっかけは「記念受験」だった?
木村さんがこのオーディションを受けたのは、「将来のためのネタになるかも」という軽い気持ちでした。
オーディションに臨む際も、本気のプロの声優が多く集まっているのを目の当たりにし、緊張したといいます。
しかし、「どうせ受けたなら楽しもう」という思いから、台本のアフレコを自身流に工夫して臨んだところ、審査員に強い印象を与え、最終審査まで残ることができました。
オーディションを勝ち抜き、声優デビューが決まった木村さんは、「自分は声優としての一歩を踏み出したんだ」という思いから、これまで抱いていた他の夢(ミュージカル俳優やラッパー)も全て後回しにし、ジャイアン役に本気で取り組む覚悟を固めたといいます。
木村昴の声優としての経歴キャリア
プロの声優に
声優として本格的に活動することを決意した木村昴さん。
オーディション合格後はすぐにプロの声優としてのスケジュールが組まれ、毎週『ドラえもん』の収録に挑む日々がスタートしました。
特に難しかったのが、ジャイアンというキャラクターのイメージを壊さずに、かつ自分らしい演技を作り上げることだったそうです。
「自分らしさ」を求めつつも、長年愛されてきたジャイアンのキャラクター像を壊さないようにと、先代の声優たてかべ和也さんからは「ジャイアンは豪快なキャラクターだから、思いっきりやっていい」とのアドバイスを受け、木村さんは自身の声優スタイルを徐々に確立していきました。
若手声優としての成長と他のキャラクターへの挑戦
ジャイアン役をきっかけに、木村昴さんは『ハイキュー!!』の天童覚役や、『東京リベンジャーズ』のパーちん役など多彩なキャラクターを担当。
声優としての幅を広げ、少年アニメやシリアスなシーンでも評価を得ていきました。
特に、2022年公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』で主人公・桜木花道の声を担当し、注目を集めました。
かつて批判もあった声優変更を乗り越え、木村昴さんは桜木花道に独自のエネルギーを吹き込んでいます。
プロフィールまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 木村 昴(きむら すばる) |
本名 | スバル・サミュエル・バーチュ |
生年月日 | 1990年6月29日 |
出身地 | ドイツ、マクデブルク |
国籍 | 日本・ドイツ(二重国籍) |
身長 | 183cm |
言語 | 日本語、ドイツ語、英語 |
職業 | 声優、俳優、ラッパー、タレント |
所属事務所 | アトミックモンキー |
ジャイアン役開始年 | 2005年(14歳で抜擢) |
代表作品 | 『ドラえもん』ジャイアン役、 |
『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役 | |
『東京リベンジャーズ』林田春樹(パーちん)役 | |
『ハイキュー!!』天童覚役 | |
趣味・特技 | 銭湯巡り、音楽鑑賞、トロンボーン、剣道 |
活動の特徴 | 声優業に加え、テレビ出演やラッパー活動も |
音楽活動 | ラップユニット「ヒプノシスマイク」山田一郎役 |
その他 | 20歳で先代ジャイアン役のたてかべ和也さんと約束を果たし、一緒にお酒を飲む |
まとめ
「木村昴は何歳からジャイアン役?中学2年で抜擢された経歴とキャリアとは!」を取り上げました。
木村昴さんがジャイアン役を14歳で担当し始めてから、声優としてのキャリアはさらに大きく広がり続けています。
偶然のように始まった声優としての道ですが、木村さんの努力と情熱が今日の成功を支えているといえるでしょう。
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